※最後の「」は語りです。




闇に沈む記憶 辿る花は
喪失の 【紅】が 咲き染めた《幻夢》(ゆめ)... 


永久に刻む 此の【罪】・・・
終わりのない 【罰】を纏う

巡る輪廻 外れて・・・
独り 惑う ... 永久の黄泉路


砕けた硝子 壊れる【今】 歪(ひず)んだ鬼籍 ...
夜は堕ちて 朝は絶えて 歪(ゆが)んだ軌跡・・・

【白】は閉ざし 【黒】は封ず 二つの風車 ...
刻(トキ)は朽ちて 闇は満ちて 動けない儘・・・


悼み 抱いて 彷徨う・・・
永久を刻む 刺青の《悪夢》(ゆめ)

零れ堕ちる 星屑
砕け散った 遠い記憶

終わりのない 深淵・・・
【罪】 と 【罰】 は 花の導 ...



「私は、永劫【私】でしかない・・・」
「共に負った罪・・・拭えない罰・・・」
「其れが・・・其れだけが【絆】であると云うのなら」
「此の名ごと・・・私は全て抱いて・・・生きて逝こう ...」