微睡みの悪夢
薄らいで煌めく黎明
淡く儚い紫の刹那

すべて・・・あなたへと繋がる 雲

月の涙は真珠
消えない面影は黒真珠
歪んだこの想い 抱え断ち切れず終夜

すべて・・・あなたを葬れない 雲

あなたが
流した涙の分だけ
強くなろうと決めていました

あなたが
苦しんだ其の傷の分だけ
強くなってみせると・・・決めて、いました

あなたのため
あなたのため

なんにでもなれる 何処まででも強くなれると

けれど

『其の支えが無くなった 今 ... 何の為に・・・?』










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なんとなく阿含のイメージ。
雲水を断ち切れない、切り捨てられない、傷つけるだけと知っていながら。