紗・沙・羅 ...
花は舞う 華は歌う
桜が語る・・・
幾つもの恋と愛を抱いて
幾つもの孤悲と哀を重ねて
時は流れ 月と陽は廻る 花はまた咲き誇る
消すことの出来ない想いを
貴女という魂が生きた物語を
声なき声で 人知れぬ歌で 紡ぎ続けながら
“ 去年の春 逢へりし君に 恋ひにてし 桜の花は 迎へけらしも ”
わたしも 貴女に
焦がれ生き急いだ 星々のひとつ
唯一貴女の思いを秘めて咲ける華
(貴女の為に歌わせて 逢えない貴女への唯一のつながり)
月華桜舞 心への追懐
舞 花 雪 祈 華 風
桜幻想の十六夜 秘めたる想いの歌