弔ってくれる人なんて
誰も居ない、石塔だから
自分で水をかけて
自分で線香を立てて
己で己は弔います
路傍の日陰 崩れた石塔
私の眠る
砕けた、褥
其処に、在る、筈の
嗚呼・・・
私の、首は、何処?