【 毀れた刃を振りかざし 】
【 さあ、二度と戻れない永遠の幕を開けよう 】
【 舞い上がった其の鮮赤を 】
【 もう二度と戻れない永遠へ捧げよう 】
朝靄にユラリ灯る
十六夜月は道標
青ざめた其の光は
刃色の狼煙
始まり逝く 開かれ逝く
刻(トキ)のオワリ 崩壊
凶刃が謳う
消し尽くすから
焼き尽くすから
君の居ないくすんだ風景
葬り去ろう
跡形もなく
君が居なければ意味など無い
壊れ消える 堕ちて消える
刻(トキ)のスベテ 永劫
此の腕で虚無へ
無くしてしまおう
葬り去ろう
君が居なければ意味など無い
此の心など
此の想いなど
零れた刃に纏わせて
葬り去ろう・・・・
明日など要らない・・・・
【 閉じていく 記憶の破片 】
【 ただ 君の聲だけ抱きしめて・・・ 】
【 消してしまおう 忘れてしまおう 】
【 誰かを愛する心など 】