黎明の薄闇に
狂おしく鳴り響く、音

夜明けを彩る
戦の始まりを告げる、詩(うた)

決戦の合図は 紅く染まる朝陽
勇ましくも儚い剣戟の声が
悲劇にしか終わらない結末を暗示する

それなのに

もはや止めることは出来ない
動き出してしまった天命
逆らうことも出来ぬまま
万物は流されゆく



忌々しい 原初の神々の思惑に