吹き荒んで砕けて舞い上がれ
真冬に咲いた幽けき想い
痛み軋む心の嘆きごと
凍てつき消えて仕舞え
あの日見えた刹那
芽生えた恋
降り積もりゆく
風花の幻
紅蓮の火群の影よ
しなやかに舞う
其の瞳に 其の心に
惹かれ 想い 募る・・・
今
目醒め、求め其の名を叫ぶ
舞い散る粉雪に幻視する
傷だらけの愛しき魂よ
叶わぬ恋を笑え
闘うさだめ
避けられぬ宿命
敵同士だと
知っていて愛した
共には在れはしない、と
繰り返す聲
重ならない生きる道を
互い 認め 別れ・・・
今
目醒め、求め其の名を叫ぶ
刃の交差の音の果てに
忘れられぬ想いを潜ませる
悲恋の龍を笑え
壊れて砕けて舞い上がれ
真冬に咲いた儚なき想い
去りゆく季節の欠片は歌う
愚かな龍の恋を
※微妙二次創作風味です・・・